壱岐の島の飲食店やホテルなどから出たアワビの殻を使用し作成しています
（今は少なくなっている天然アワビを使用）
壱岐島のアワビ殻は波の荒い玄界灘に揉まれ、他地域に比べ厚く頑丈で加工に向いています
こちらをくり抜き、丁寧に丁寧に磨きあげ使用しています

飲食店から出たというストーリーに沿って箸でつまみ上げたようなデザインにしあげました

アワビの殻は光を受け、その時々で色合いが変わり、飽きのこない面白みが特徴です
少し暗くなった夕方、より深みのあるピンクブルーに輝きます

壱岐の島の漁村地域では昔、玄関先にアワビの殻を魔除けとして吊り下げるおまじないのような習わしがありました
深い虹色の鏡のような輝きに昔も今も人々は魅せられているのかもしれません